メダカ野外飼育・繁殖の仕方 (管理人は趣味の領域です)

基本メダカは丈夫で環境に順応することができるので 気軽に飼育が始められる お財布にもやさしく維持費がお安くすむ
デメリットはシーズンOFF(冬)がまったくつまらない(冬眠中) 管理的にもほとんどやる事がなく植物も枯れメダカは動かず時間が止まった感じに
しかし春に 元気に冬越えしたメダカに逢え 容器内に緑・花が観賞出来ます 繁殖も容易に出来自分好みなメダカを作る楽しみが味わえる

 温度  15度~28度程度が適温 野外飼育では 四季に応じて順応 記録的・異常な気温でなければOK
(ダルマなど種類によっては冬越えの苦手な物も)
冬は冬眠状態になるので飼育水を凍らせない様にビニールシートなどで覆い保温
夏は直射日光による水温の上昇に注意する 直射日光を避けるために日陰を作ってあげる 飼育水の蒸発にも気を配る
 えさ  1日 1~2回食べ残しがない程度(気温や数を考え) 産卵時期は少し多めにする 日没時には与えない様にする(消化不良を防ぐ)
稚魚にはすり鉢等などで細かく粉末にして与える 野外飼育では自然に蚊など水面に落ちてきた物も食べている(雑食)
 低床  赤玉土・ソイルなどがおすすめ バクテリアによる浄化が期待できる 冬眠時にメダカが潜る事が出来る
やはり良い事だけではなく管理が必要になる 底土に溜まる沈殿物による水質悪化を避ける為に定期的に清掃・交換が必要になる
 水辺植物・水草  一番は水質の浄化です 魚にとって良くない物を水草が栄養として取り込んでくれる 光合成の時に酸素を出してくれる 自然に近いサイクルが出来るのでおすすめ 浮き草などは水面に葉が出ているため光合成で出る酸素は期待できない
  産卵場所 隠れ家 観賞的にもいい(花が咲く物も)    野外飼育の定番 アナカリス・カモンバ・睡蓮・あさざなど
 水合わせ  メダカの移動に大切!(別容器に移し替え) 水質・水温の変化による体調不良・病気・死亡を起こさないために行う
まず移動する容器に30~1時間程度浮かべて置く(水温に慣らす)
次にその容器の水を同量以上 時間を掛けながら入れる 更に1時間程度馴染ませればOK(水の量は多く時間は長いほどいい)
緩やかに馴染めるのでメダカに負担が少ない
1ℓに1匹程度がベスト引越し先の温度に慣らしている最中
 繁殖・卵  メダカシーズンには卵を抱えた個体がよく見られる 早朝などに交尾が行われ その後水草などに産み付けられる
受精が出来た卵だけが孵化出来る 20度程度・10日前後で孵化します
卵は親から離さないと孵化した時に食べられてしまうので 別の容器に移し替える
飼育容器に水草などの隠れ家になる物があると自然繁殖もあるが 数匹程度で確実に増やすにはやはり別に移し変える
繁殖専用の容器を作り卵を産み付けられる物だけにして飼育すると卵の回収率・量が上がる
卵の黒い点はメダカの目です 数日で確認出来ます 
水草の代わりにスポンジフィルターで産卵床が代用出来る 産み付けてる現場


受精卵はプリプリで透き通り 無精卵は白く濁りやがてカビてしまう 他の卵もカビてしまうので取り除く方がいい 触ると簡単に潰れてしまう
飼育水   飼育容器によって水の色も変わってきます

グリーンウォーター(緑色の水)は植物性バクテリアで見た目は悪いがメダカには駄目ではない
管理人的にはグリーンウォーターでの稚魚の飼育する方が成長が早い感じがします
ミジンコも好物 数日で緑~透き通ります(ミジンコの浄化)

何も容器内に入れない場合はグリーンウォーターになりやすい 観賞的に良くない
赤玉土や水草など入れた場合 透明感ある水に観賞的に良い


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